新世紀ご挨拶編

　「あけましておめでとうございます」
　「なんや遅かったやないか、もう正月二日やで」
　「元日ぐらいゆっくりさせてよ〜」
　「年越しチャットなんかしてるからや」
　「・・あはは〜って、そういえば魔法商会は初売りはいつから？」
　「笑ってごまかすんやないわ」
　「あ、いらっしゃい、あけましておめでとう☆
　　んじゃんじゃ、まりあからの☆プレゼントだよっ」

☆どっか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん☆

　「・・・・・お約束だな」
　「当たり前や、年変わったからいうてまりあが変わるわけあらへん」
　「なによぉ、そんな言い方しなくてもいいじゃない」

　ハッピンパラリコズンパラリン

　「っていうかぁ、みんな大事なことをぉ忘れてるんじゃないかって感じぃ」
　「なんや店長、大事なこというて・・・あっ、大事なこと忘れてたわ」

（からんからん）

　「はあはあはあ・・・間に合ったみたいだね（はあと）」
　「そうやな」
　「・・・間に合ったって・・・なに？
　　まだ３０行にもなってないんだけど」
　「話を逸らそうとしてもだめや」
　「な、なんのことかなぁ？」
　「ぶぅ☆目線ずらさないでよ」
　「ねえ、新年大人から子供に送るものがあるよね（はあと）」
　「う、そ、その・・・」

（うるうる）

　「うう・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんなところで必殺技つかうなぁ！
　　分かった、分かった、お年玉だろ？」
　「大正解って感じ〜」
　「めりっちゃにはやらん」
　「え〜めりっちゃ楽しみにしてたのにぃ」
　「２１にもなってお年玉当てにするなよ・・」
　「まあまあええやないか、精神年齢にあわせて送ればええねん」
　「じゃみねあはなしな」
　「なしてそうなるんや」
　「どこでも精神年齢不詳って言われてるぞ」
　「やかましわ、うちはれっきとした万年１５歳や」
　「その万年ってのが詐欺だよなぁ・・」

（うるうる）

　「主任さん、ボク達をそういう目で見てたんだね」
　「いや、その・・・そういう訳じゃなくて・・・
　　分かったよ、全員に渡せばいいんだろ？」
　「うん（はあと）やっぱり主任さんって大好き」
　「・・・現金に喜ばれてもうれしくない・・・」

（がさごそ）

　「うぅ・・・とんだ出費だ」
　「わ〜い、ありがとう」
　「ありがとうっていうかぁ」
　「わ〜い、ありがとうね、主任さん」
　「ありがたく☆もらってあげるね」
　「べつにもらってもらわなくてもいいんだけど」
　「なによぉ☆『る〜ん☆ばれっと』」

　どごん

　「・・・自爆やな」
　「天網恢々疎にして漏らさず、
　　よい子のみんなはちゃんとお礼をいおうね」
　「でも、これを読んでる人は貰う人より渡す人の方がおおいとおもうよ（はあと）」
　「・・・・」
　「本当のことでもぉ言っていいこととぉ悪いことがあるっていうかぁ」
　「いや、読んでくれる人がいるってことが大事だからいいよ」
　「・・・なあ、一つ聞いてええか？」
　「なんだ？」
　「この、２０００ちゅうて書いてある紙切れはなんやねん？
　　うち見たことあらへんで、偽金ちゃうか？」
　「偽金じゃな〜い、これは沖縄サミット記念に作られた
　　二千円札というものだ、こっちの世界のお金なんだぞ
　　ちなみに、そっちの世界の値打ちに直すと２００Ｇになる」
　「うそつくんやないわ、なして偽札が２００Ｇの値打ちになるねん」
　「偽札じゃなくて二千円札、円を抜かすな〜」
　「せやけど、うちかてこっちのお金も結構みてるけど
　　こんなお金はみたことあらへんで」
　「仕方ないよ、こっちだって滅多に見ることないからね
　　何しろ８億枚作って１億枚しか流通してないんだから」
　「ちゅうことは、７億剰ってるんやな
　　一億枚ぐらいうちにくれへんやろか？」
　「ただじゃむりだよ」
　「なんやけちやなあ」
　「無茶苦茶いうなよ・・・」
　「んじゃんじゃ☆今年は２００１円札ってのができるの？」
　「できんできん」
　「ぶぅ☆なによぉまりあが言うといつもいつも・・・」

☆どっか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん☆

　　　　　　　　　　　（しばらくそのままでお待ちください）

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                           ちょっとした悩みがあるとき
                         ほんの少しの手助けが必要なとき
                   そんなとき、私たちのことを思い出して下さい

    Ｍｙｓｔｉｃａｌ　Ｍｉｒａｃｌｏｕｓ　Ｍａｇｉｃｉａｎｓ　Ｃｏｍｐａｎｙ

             ・・・・・・・いつでも、あなたのそばに・・・・・・・・

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　　　　　　　　　　（しばらくそのままでお待ちください）

　「きいついたか？」
　「・・な、なんだったんだ今のは？」
　「あ〜珍しゅうにまりあの魔法がまともに掛かっただけや」
　「なによ☆珍しくっていうのわっ」
　「事実だからしかたないよね（はあと）」
　「ぶぅ・・・☆」
　「ふぅ・・・このままここにいても焼かれるだけみたいだからそろそろ帰るわ
　　なんにせよ、みんな元気そうでよかったよ」
　「みんなぁ元気だけがぁ取り柄だからぁ」
　「店長を含めてな」
　「めりっちゃは天才魔法少女だからぁ」
　「天才は天才や、いつまでたっても外見年齢変化せえへんしなぁ」

（からんからん）

　「帰っちゃったね（はあと）」
　「そうやな・・・さて、せやたらうちらもやることやっとこか」
　「やる事って☆なに？」
　「決まってるやろ、新年の挨拶や」
　「あいさつってぇ、とくにぃする事ないっていうかぁ」
　「でも、形は大事だよっ」


　明けましておめでとう！
　今世紀もMMMC魔法商会と魔法少女をよろしく
　魔法少女の夜明けは近いぜよ！


　「・・・・さいごの、なに？」
　「うちにきかんといて・・・・」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい