新千年期カウントダウン編

　５
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　４
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　３
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　２
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　１
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☆どっか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん☆
（ぷつっ）

　〜Ｙ２Ｋ問題発生により、ＭＭＭＣ魔法商会の中継を終了いたします〜


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい


　「またんかいな、魔法にＹ２Ｋなんか起きるわけないやろ
　　今のはいつも通りまりあの魔法が爆裂しただけや」
　「なによぉ☆その、『いつも』っていうのわっ！」
　「やっぱりぃ本当のことっていうかぁ」
　「う〜・・・こんどは巧くやるもん」
　「今度っちゅうて、今のは新千年期カウントダウンやさかい
　　今度っちゅうんは１０００年後になるんやで」
　「でも☆来年は新世紀カウントダウンでしょ」
　「まあ、それはそうなんやけど・・・全然進歩せえへんなぁ」
　「やっぱりぃ人間成長しないとぉだめだっていぅかぁ」
　「でも、めりっちゃにだけはいわれたくないよね（はあと）」
　「え〜めりっちゃわぁ年を重ねる毎に魔法が巧くなってるっていうかぁ
　　やっぱりぃ天才魔法少女は違うって感じぃ」
　「万年１６歳がよういうわ」
　「そうそう☆まりあ、今年も背が伸びてるんだよ」
　「いいなぁ・・・ボクももっと背が欲しい」
　「金もいらなきゃ女もいらぬっちゅうあれかいな？」
　「えっ？みねあは女の子の方がいいの？」
　「そういう問題とちゃうわ！」

　・・・・こほん、話が盛り上がっている途中で申し訳ないんだが
　そろそろ本題に移ってもらっていいか？

　「なんや管理人もおったんかいな？
　　第一本題ってなんやねん」
　「いや、新千年期を迎えるに当たって、一応ゲストを呼ぼうと思うんだけどね」
　「呼べばええやないか」
　「いや、せっかくだからそっち側で選ぶとどうかな？って思ったの」
　「まりあ☆主任さん呼んで欲しい」
　「なあ、マスター呼ぶわけにいかへんか？」
　「やっぱりぃめりっちゃますたぁに来て欲しいっていうかぁ」
　「ボク・・・久しぶりに班長さんに会いたいな」

　・・・う〜ん・・・さすがに全員呼ぶのは無理だから一人に絞ってくれる？

　「せやたらますたーやろ？店長（にぱっ）」
　「・・・めりっちゃを引っかけようとしてもぉ無駄だっていうかぁ」
　「絶対に主任さんだもんね☆呼んでくれなかったらっ
　　必ず殺すと書いて必殺…」
　「ボク、班長さんに会いたい（うるうる）」

　というわけで、急遽ゲストとして班長さんにご登場願うことになったのである

　〜以下業務用覚え書き〜
　お客様番号：０２５　班長さん
　〜以上〜

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                           ちょっとした悩みがあるとき
                         ほんの少しの手助けが必要なとき
                   そんなとき、私たちのことを思い出して下さい

    Ｍｙｓｔｉｃａｌ　Ｍｉｒａｃｌｏｕｓ　Ｍａｇｉｃｉａｎｓ　Ｃｏｍｐａｎｙ

             ・・・・・・・いつでも、あなたのそばに・・・・・・・・

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　「？なんだこれは？」
　見たらわかるだろう、チラシだチラシ
　「チラシは見ればわかる、なんでこんなものがここにあるのかが不思議なだけだ」
　うん、簡単なことだ、栄えある新千年期最初のお客さんとして招待しようと思ってね
　「あのな、もう俺鉄骨に当たるのはいやだぞ」
　「わ〜い、班長さんいらっしゃ〜い（はあと）」
　「なるほどなぁ、これが班長さんかいな？」
　「なんかぁ頼りなさそうっていうかぁ」
　「う〜こんな奴呼ぶぐらいなら主任さんの方がよかったのに」
　「うわっ、な、なんでここに（検閲削除）がいるんだ？」
　「えっとね、ボク、あれからここでアルバイトしているんだよ」
　「そ、そうなんだ・・・
　　ところで、質問があるんだけど？」
　「なに？（はあと）」
　「第一に・・・なんで（検閲削除）の名前を呼ぼうとすると
　　『（検閲削除）』になるんだ？」
　「それはこの空間が検閲済みやからや
　　なんぼ煩悩魔人でもかならずいいところで邪魔が入るやろ？
　　そういう、コンシュマー機に入っている検閲システムと似たようなもんやな」
　「なんじゃそりゃ？」
　「そういうもんなんや」
　「まあいいか、もっと重要なことがある
　　そもそも、ここはどこなんだ？」
　「あのね、ここはＭＭＭＣ魔法商会っていって、
　　魔法の何でも屋さんなんだよ」
　「魔法の何でも屋・・・なあ、（検閲削除）
　　相談に乗って欲しいことがあるんだけど」
　「金貸しはしてへんで」
　「違う！実は・・・・いいにくいんだけど・・・」
　「裏口入学もやってへんで」
　「違うっての！大体が俺はすでに学生だ」
　「こっちの世界で就職斡旋するのも無理やで」
　「違うぅ・・・実は・・・いいにくいんだけど・・・逃げられた」
　「だったら☆まりあの魔法・・・」
　「ちょいまち、どないな魔法使うつもりや」
　「え？ペットモンスターが逃げたなら、魔法で捜索するのが基本でしょ？」
　「おまえら人の話聞けよ・・・」
　「そんなのぉうちの店員にぃ期待する方がぁ無謀っていうかぁ」
　「・・・班長さん、・・もしかして、のぞきでもしたの？」
　「違うってば、おまえら一体俺をなんだと思ってるんだ？」
　「人間メジャーだよ（はあと）」
　「・・・・笑顔で語るな、笑顔で」
　「でも、班長さんボクの時だって・・」
　「わ〜！わ〜！！わ〜！！！」
　「なんやなんや、なんぞおもしろい話でもあるんか？」
　「うんあのね、班長さんってね・・」
　「頼むからやめてくれ（検閲削除）」
　「うん、班長さんが頼むんだったら、パーティのメンバーに抱きつくたびに
　　３サイズとか身長や体重を調べて書き取ってたことはだまっておくね（はあと）」
　「うわぁ、すごいなぁ、それ一種の特殊能力や」
　「ねえねえ☆それどんな魔法、まりあにも教えて！」
　「だから、黙っていてくれって頼んだのに（しくしく）」
　「あ〜あ、泣かしてもうた」

　誰のせいだ、だれの

　「今回ばかりはうちのせいやないで
　　それはともかく、逃げられたいうて誰がどういう風に逃げたんや？」
　「うん、それは話せば長い話なんだが」
　「でも、のろけを削除したら一行で済むんだよね（はあと）」

　それをいったらみもふたもあるまい

　「もしかして、のろけの部分は例によって検閲にかかるのか？」
　「たぶんかかるやろ、ネタばれ禁止は解除になってるんやけど
　　管理人が設定してへんことを記録するわけないさかい」
　「ちっ・・・つまらないなぁ
　　まあしょうがない、んじゃそういう本筋を省くと
　　俺を追ってこっちの世界に来た【検閲削除】が
　　突然いなくなったんだ、いきなり連絡も取れなくなったし・・・」
　「・・・・・そうか、ついに愛想つかされたんやなぁ・・・
　　かわいそうに」
　「これもぉ人生の一ページって感じだからぁ気を落とさずにぃ」
　「そうそう☆今日はまりあが慰めて上げる」
　「班長さん、かわいそう（うるうる）」
　「・・・・おまえら、魔法の何でも屋じゃなかったのか？」
　「なんぼ魔法使いかて、人の心を操るわけにいかへんわ
　　愛想尽かされたのをどないせえっちゅうねん」
　「まだそうと決まった訳じゃない！
　　せめて・・・その・・・」
　「・・わかってるわ、理由が聞きたいんやろ？」
　「そうそう・・って、違う！まだそうと決まった訳じゃない！」
　「・・・・信じてるんやな？」
　「当たり前だ！一年以上も苦楽をともにして・・・」
　「・・なかんでもええって、・・・からこうたりして悪かったわ
　　新年特別やし、お代はええから、・・・どこに行ったか探したる」

　みねあは、そういうとポケットからタロットカードを取り出すと
　占いを始める

　「まてまてまてぇ！おまえら魔法使いだろうが
　　もっとちゃちゃっとみつけられんのか？」
　「注文がおおいお客さんやなぁ
　　本職のやることやさかい黙ってみてへんか？」
　「・・・・わかったよ、で他の人は・・・ってこらぁ！
　　なにやってる、第一場所がいつの間に俺の部屋に戻ってる！」
　「ねえねえ☆これ、なに？」
　「勝手に俺のコンポにさわるな」
　「え〜この服ぅ全然かわいくないっていうかぁ
　　ここはめりっちゃが特別にぃ」

　ハッピンパラリコズンパラリン

　「お礼はいらないって感じかなぁ」
　「うぎゃあ、服が全部ピンクハウス系になってるぅ」
　「あれ？ねえねえ☆これ煙が出てるけど大丈夫？」
　「煙が出てるって・・・・うわっ、俺の６○がぁ」
　「ああ、それは壊してもええねん、ＭＯＯ系とは関係ないさかい」
　「そういう問題じゃない！第一占いは終わったのか？」
　「当たり前や、ちゃんと出てる
　　・・・そうやなぁ・・・やっぱり、男は甲斐性やで」
　「？どういう意味だ？甲斐性ったって、別にうわきもしてないし・・」
　「そういう意味や無いわ、それやから逃げられるんちゃうか？」
　「やかましい！おまえら嫌がらせに来たのか？」
　「ねえねえ、班長さん、これなに？」
　「ん？（検閲削除）これは年賀状といって
　　一年の始まりに新年の挨拶をするためのはがき」
　「そうなんだ・・・あれ？これロクサーヌさんのサインがある」
　「へ？ロクサーヌ・・・あ、ほんとだ、ロクサーヌが届けてくれたのか？
　　・・えっと、なになに・・・
　　・・・・・・・・・・・・・
　　・・・・・・・・・・・・・・・・」
　「なんや気色悪いなぁ、一人でにやけてからに」
　「い、いやその・・・・・」
　「あのねみねあ、これ【検閲削除】がロクサーヌさん経由で
　　班長さんに送ったはがきなんだよ」
　「ふ〜ん・・・それで、何が書いてあるねん？」
　「ふふふ・・ひ・み・つ」
　「なになに？え〜今度は一緒に帰りましょうだって」
　「わぁ！ばらすなぁ」
　「なんや向こう側の世界にまた移住するんか？
　　せやたらうちらが今すぐ・・・」
　「これわぁ、そういう意味じゃなくてぇ」
　「そういう意味にしかならんやろ？
　　他にどういう意味があるねん」
　「こういうことはぁ、お子さまにはぁ、わからないっていうかぁ」
　「誰がお子さまやねん、万年１６歳の店長」
　「めりっちゃがみねあぐらいの頃わぁ、もう少し成長していたっていうかぁ」
　「どこ見ていうてるんや！・・・う〜、なんぼ店長でも手加減せえへんで」
　「望む所って感じぃ」

☆どっか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん☆

　「あれっ？」
　「・・・・・・・・・・・まりあ、確かにうちらも悪かった
　　それは認める、せやけど・・・」
　「・・・班長さんの部屋、吹き飛んじゃったね（はあと）」
　「やっぱりぃ日頃の行いっていうかぁ」
　「・・・・・お、俺が何をしたぁ！」

　悪いこといっぱい・・・っていうか、お約束だから仕方ない、恨むな
　それより、部屋の方は治してやるから、今すぐ会いに行った方がよくないか？

　「・・・連れてってくれるのか？」
　「当然や、ここまでやったさかいな」
　「乗りかかった船って感じぃ」
　「うん☆」
　「じゃ、すぐにいこっ」

　こうして、班長さんはＭＭＭＣ魔法商会のメンバー全員につれられて
　【検閲削除】のいる場所へと移動を開始した・・・
　・・・って、誰が治すんだ、班長さんの部屋・・・
　私は単なる管理人だから直せないんだけどなぁ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい