僕は、マグストラタム学園に通う特待生だ。
マグストラタム学園、それは一流の講師と一級の施設を誇る
ホートウィッシュにある魔法の学校だ。
魔法が実在するのかって？僕が住んでいる世界には実在するんだ。
そして、僕がその学校で専攻しているのが、召喚魔法。
召喚魔法こそ魔法の中の魔法にして、魔法の王者。
そう僕は思ってるからこそ、召喚学科を専攻したんだ。
マグストラタム学園、それは一流の講師と一級の施設を誇る
ホートウィッシュにある魔法の学校だ。
魔法が実在するのかって？僕が住んでいる世界には実在するんだ。
そして、僕がその学校で専攻しているのが、召喚魔法。
召喚魔法こそ魔法の中の魔法にして、魔法の王者。
そう僕は思ってるからこそ、召喚学科を専攻したんだ。
だけど、やるきと才能は比例しないのが世の常で、僕は
一度も召喚に成功しない落ちこぼれ、 担任のビルギエッタ先生からは
落第を言い渡されかけるところまで追い込まれてしまった。
そんな僕を救ってくれたのが、マジックアイテムケータイデンワ。
このケータイデンワという触媒のおかげで、僕はついに召喚魔法によって
召喚獣〜女の子ばっかりだから、召喚少女と呼ぶべきかもしれない〜を
一度も召喚に成功しない落ちこぼれ、 担任のビルギエッタ先生からは
落第を言い渡されかけるところまで追い込まれてしまった。
そんな僕を救ってくれたのが、マジックアイテムケータイデンワ。
このケータイデンワという触媒のおかげで、僕はついに召喚魔法によって
召喚獣〜女の子ばっかりだから、召喚少女と呼ぶべきかもしれない〜を
呼び出すことが出来るようになったんだ。
それからの僕は、召喚少女達と一緒に、今までクリア出来なかった
課題を次から次へとこなして、ついには、学園始まって以来の
天才少女と呼ばれるアスレイや、レッジ、そして、シープクレストの英雄
ルシード達と一緒に、特別任務を任されるまでになった。
そして、僕らは、力を合わせてその特別任務をやり遂げたんだ。
課題を次から次へとこなして、ついには、学園始まって以来の
天才少女と呼ばれるアスレイや、レッジ、そして、シープクレストの英雄
ルシード達と一緒に、特別任務を任されるまでになった。
そして、僕らは、力を合わせてその特別任務をやり遂げたんだ。
まどか：マスター、やり遂げた、というにはまだ早いですよ。
卯月：遠足だって、家に帰るまでが遠足だよね。
マキ：まどかの家には帰ってますよ。
晶：まどかの家に帰ってどうすんのよ。マスターの世界に戻れなければ意味がないでしょ。
結：姉さん、私たちの場合には、帰る世界はここですよ。
アスレイ：そうね。…ってか、あんた考えなしに私たちを異世界に運ぶんじゃないわよ。
レッジ：もっと上手い方法ってなかったのか？
マスター：無茶言うなよ。これが僕の考えつく精一杯のアイディアだったんだから。
アスレイ：もちろん、落ちこぼれのあんたなんかに期待なんてしてなかったけど。
マスター：一応、命は助かったんだから、そこまで責めなくてもいいのに。
まどか：ええ、今まではマスターのおうちにおじゃましてたんですから
当分ここに泊まっていってくださっても大丈夫ですよ。
アスレイ：契約もなしに泊まってるんじゃ私のプライドが許さないわよ。
晶：それなら、アルバイトを紹介してあげるわ。あんたなら、すぐに採用されるわよ。
アスレイ：なにやらせようってのよ。
晶：こう見えても、私は料理屋の娘ですからね。腕のいい料理人は大歓迎よ。
アスレイ：…一応、ほめられたと思ってるわ。
結：ええ、姉さんからすれば、最上級のほめことばですよ。
レッジ：そりゃアスレイは何やらせても一流だもんな。剣士しか取り柄のない俺とは違うだろ。
まどか：無理に働かなくても、すぐに戻れますよ。
マスター：うん、落ちついたらルテジアさんか、ビルギエッタ先生に電話するつもりだよ。
レッジ：おいおい、ケータイデンワって、この世界じゃ普通のアイテムなんだろ。
アスレイ：本当につながるのかしらね。
マスター：つながるって。まどか達だって、普通のケータイデンワで僕と会話してたんだから。
卯月：うん、そういうこと。驚いたよ、携帯電話が異世界につながってるなんて。
マキ：楽しい冒険でしたよ、マスター。
マスター：…ていうか、ここじゃ僕がマスターってわけでもないんだよなあ。
マキ：ですけど、向こうでずっとマスターって呼んでましたから。
卯月：普通にマスターっていう言い方がなじんだよね。
レッジ：いいから、さっさと帰ろうぜ。
まどか：こちらの世界には、もう飽きてしまったんですか？
レッジ：飽きたわけじゃないけど、やっぱり、俺の住む世界じゃないって気持ちになるんだよ。
まどか：ここは、平和…
マスター：平和とは言い難いよ。空気は悪いし、騒々しいし。
アスレイ：魔法密度が低いんじゃ、魔法使いの住む世界じゃないわね。
晶：残念ね。あんたなら、一流の料理人にもなれるってのに。
アスレイ：私は、料理人として一生を過ごすつもりはないわよ。
晶：どうやら、やっぱり、あんたとは、決着をつけなければならないようね。
アスレイ：望む所よ。
結：まあまあ、二人とも、チョコレートでもどうぞ。
卯月：結、ねえねえ、ボクのは？ボクのは？
結：言われなくても、ちゃんと用意してありますよ。
卯月：わーい。
まどか：それで、マスター、本当に電話はつながらないんですか？
マスター：いや、実は、まだ掛けてないんだ。ちょっと掛けてみるよ…
卯月：遠足だって、家に帰るまでが遠足だよね。
マキ：まどかの家には帰ってますよ。
晶：まどかの家に帰ってどうすんのよ。マスターの世界に戻れなければ意味がないでしょ。
結：姉さん、私たちの場合には、帰る世界はここですよ。
アスレイ：そうね。…ってか、あんた考えなしに私たちを異世界に運ぶんじゃないわよ。
レッジ：もっと上手い方法ってなかったのか？
マスター：無茶言うなよ。これが僕の考えつく精一杯のアイディアだったんだから。
アスレイ：もちろん、落ちこぼれのあんたなんかに期待なんてしてなかったけど。
マスター：一応、命は助かったんだから、そこまで責めなくてもいいのに。
まどか：ええ、今まではマスターのおうちにおじゃましてたんですから
当分ここに泊まっていってくださっても大丈夫ですよ。
アスレイ：契約もなしに泊まってるんじゃ私のプライドが許さないわよ。
晶：それなら、アルバイトを紹介してあげるわ。あんたなら、すぐに採用されるわよ。
アスレイ：なにやらせようってのよ。
晶：こう見えても、私は料理屋の娘ですからね。腕のいい料理人は大歓迎よ。
アスレイ：…一応、ほめられたと思ってるわ。
結：ええ、姉さんからすれば、最上級のほめことばですよ。
レッジ：そりゃアスレイは何やらせても一流だもんな。剣士しか取り柄のない俺とは違うだろ。
まどか：無理に働かなくても、すぐに戻れますよ。
マスター：うん、落ちついたらルテジアさんか、ビルギエッタ先生に電話するつもりだよ。
レッジ：おいおい、ケータイデンワって、この世界じゃ普通のアイテムなんだろ。
アスレイ：本当につながるのかしらね。
マスター：つながるって。まどか達だって、普通のケータイデンワで僕と会話してたんだから。
卯月：うん、そういうこと。驚いたよ、携帯電話が異世界につながってるなんて。
マキ：楽しい冒険でしたよ、マスター。
マスター：…ていうか、ここじゃ僕がマスターってわけでもないんだよなあ。
マキ：ですけど、向こうでずっとマスターって呼んでましたから。
卯月：普通にマスターっていう言い方がなじんだよね。
レッジ：いいから、さっさと帰ろうぜ。
まどか：こちらの世界には、もう飽きてしまったんですか？
レッジ：飽きたわけじゃないけど、やっぱり、俺の住む世界じゃないって気持ちになるんだよ。
まどか：ここは、平和…
マスター：平和とは言い難いよ。空気は悪いし、騒々しいし。
アスレイ：魔法密度が低いんじゃ、魔法使いの住む世界じゃないわね。
晶：残念ね。あんたなら、一流の料理人にもなれるってのに。
アスレイ：私は、料理人として一生を過ごすつもりはないわよ。
晶：どうやら、やっぱり、あんたとは、決着をつけなければならないようね。
アスレイ：望む所よ。
結：まあまあ、二人とも、チョコレートでもどうぞ。
卯月：結、ねえねえ、ボクのは？ボクのは？
結：言われなくても、ちゃんと用意してありますよ。
卯月：わーい。
まどか：それで、マスター、本当に電話はつながらないんですか？
マスター：いや、実は、まだ掛けてないんだ。ちょっと掛けてみるよ…
さて、と、ケータイデンワを使って、…番号はちゃんと知ってるんだよ。
とてとてとて…
とてとてとて…
ルテジア：「電話が遅いぞ少年、一体なにをやってたの？もしかして、女の子に囲まれてハーレム生活？」
マスター：「 そんなんじゃないよルテジアさん…ちょっと、こっちの世界の観光はしてたけど」
ルテジア：「へー、あたしらが戦争やってる真っ最中に観光ですか、そりゃ結構なご身分で…」
マスター：「…」
ルテジア：「なーんてね。ま、少年。無事で良かった。お姉さん、本気で心配したんだぞ」
マスター：「ありがとうルテジアさん。…そっちはどう？」
ルテジア：「一時的休戦協定が成立したわ。だけど、協定が出来ても小競り合いは起きてるわね」
マスター：「休戦したんじゃないの？」
ルテジア：「どこにも、はねかえりはいるものよ。ま、火種があれば火は起きるんじゃないかしらね」
マスター：「それより、心配事があるんだけど」
ルテジア：「どんな心配？もしかして、お姉さんのこと、心配してくれるのかなぁ？」
マスター：「ルテジアさんのことは、信じてるよ」
ルテジア：「そりゃま、お姉さんがこのくらいでくたばったりはしないわよ。
だけど、もう少し、いたわりの言葉とかないの？そんなんじゃもてないぞ」
マスター：「もてなくてもいいですよ…そうじゃなくて、僕らを再召喚して欲しいんです」
ルテジア：「なんだ、自力で戻れないの」
マスター：「僕が思っていた以上に、こっちの世界の魔法密度が低いんですよ。僕の魔法じゃ到底
僕らを転送するなんて出来ないです」
ルテジア：「ま、そうでしょうね。ビルギエッタ先生も、無茶するって言ってたわ」
マスター：「それで？」
ルテジア：「…んーと、すっごく言いにくいんだけど…」
マスター：「ルテジアさん、脅さないでくださいよ…」
ルテジア：「…あんた、落第だって」
マスター：「え？」
ルテジア：「聞こえなかった？落第、つまり、留年ってことね」
マスター：「えー、なんでーっ！ちゃんと今までの課題は全部クリアしたし
今度の任務だってちゃんと成功させたのに」
ルテジア：「そりゃ、オズワルド将軍やヒルデガード副官的には、成功でしょうよ。
だけどね少年。召喚術師としては最低なやり方だったって、自分でわからない？
召喚術師は、召喚獣や精霊を使って任務を果たすのが仕事でしょ。
自分で魔法を使って戦って、最後には召喚獣の世界に飛ぶなんて…
…自分が召喚されるような立場になってどうするのよ。
ビルギエッタ先生、本気で怒ってたわよ」
マスター：「ええー、そ、そんなぁ…これで僕は絶対に召喚術師になれないのか…」
ルテジア：「少年、人の話は最後まで聞け。
あんたの落第は確定。だけど、奨学金は、別口からちゃんと出るわよ」
マスター：「え？別口って？」
ルテジア：「王国軍は、ルシード隊が上げた今回の功績に鑑み、ルシード隊隊長…
つまり、少年、あんたのことなんだけど、…あんたを、直ちに少尉に任官
共同行動したアスレイとレッジの二名を、卒業後准尉に任官することを決定したわ。
ルシード自身は、中尉から大尉に昇進ね」
マスター：「少尉に任官されたって、召喚術師としては意味無いじゃないですか」
ルテジア：「最後まで聞けっていってるでしょ。
アスレイとレッジが、なんで卒業後任官で、あんたが即任官か理由がわかってんの？
アスレイとレッジは、普通に単位が足りてるから、このまま学園に通って
卒業出来るけど、あんたはもう一年、学校に通わなきゃいけないでしょ。
少尉に任官後、マグストラタム学園に出向、召喚術を修めることを命ず、ってわけ。
これで、落第で奨学金を打ち切られても、王国軍が学費を出してくれて、給料も出るわ。
本当の召喚術師としての実力が付くまで、学園に通えるわよ」
マスター：「…それじゃ、もう一年、勉強は出来るんですね」
ルテジア：「ま、勉強は出来るわね。でも、本物の召喚術師になれるかどうかは
努力と才能次第よ」
マスター：「結局そうなりますか。なにか、振り出しに戻った気がする…」
ルテジア：「本当に、そう思うの？」
マスター：「違うの？」
ルテジア：「…ま、いっか。あと最後にもう一つ」
マスター：「なに？ルテジアさん」
ルテジア：「あんたらを呼び返すための召喚魔法陣だけど、ホートウィッシュ再建が
忙しくって、中々ビルギエッタも時間がとれないって」
マスター：「へ？」
ルテジア：「だから、もうしばらくそっちでやっかいになってなさい。
召喚魔法陣が出来たら連絡するわよ。
アスレイとレッジには、大丈夫だって伝えておいて。
卒業式までには呼び返してあげられるからって」
マスター：「僕はどうなるんですか僕は」
ルテジア：「あんただけ継子にはしないわよ」
マスター：「良かった…」
ルテジア：「ま、それまでに、自分の問題をちゃんと解決しておく事ね。じゃ」
マスター：「 そんなんじゃないよルテジアさん…ちょっと、こっちの世界の観光はしてたけど」
ルテジア：「へー、あたしらが戦争やってる真っ最中に観光ですか、そりゃ結構なご身分で…」
マスター：「…」
ルテジア：「なーんてね。ま、少年。無事で良かった。お姉さん、本気で心配したんだぞ」
マスター：「ありがとうルテジアさん。…そっちはどう？」
ルテジア：「一時的休戦協定が成立したわ。だけど、協定が出来ても小競り合いは起きてるわね」
マスター：「休戦したんじゃないの？」
ルテジア：「どこにも、はねかえりはいるものよ。ま、火種があれば火は起きるんじゃないかしらね」
マスター：「それより、心配事があるんだけど」
ルテジア：「どんな心配？もしかして、お姉さんのこと、心配してくれるのかなぁ？」
マスター：「ルテジアさんのことは、信じてるよ」
ルテジア：「そりゃま、お姉さんがこのくらいでくたばったりはしないわよ。
だけど、もう少し、いたわりの言葉とかないの？そんなんじゃもてないぞ」
マスター：「もてなくてもいいですよ…そうじゃなくて、僕らを再召喚して欲しいんです」
ルテジア：「なんだ、自力で戻れないの」
マスター：「僕が思っていた以上に、こっちの世界の魔法密度が低いんですよ。僕の魔法じゃ到底
僕らを転送するなんて出来ないです」
ルテジア：「ま、そうでしょうね。ビルギエッタ先生も、無茶するって言ってたわ」
マスター：「それで？」
ルテジア：「…んーと、すっごく言いにくいんだけど…」
マスター：「ルテジアさん、脅さないでくださいよ…」
ルテジア：「…あんた、落第だって」
マスター：「え？」
ルテジア：「聞こえなかった？落第、つまり、留年ってことね」
マスター：「えー、なんでーっ！ちゃんと今までの課題は全部クリアしたし
今度の任務だってちゃんと成功させたのに」
ルテジア：「そりゃ、オズワルド将軍やヒルデガード副官的には、成功でしょうよ。
だけどね少年。召喚術師としては最低なやり方だったって、自分でわからない？
召喚術師は、召喚獣や精霊を使って任務を果たすのが仕事でしょ。
自分で魔法を使って戦って、最後には召喚獣の世界に飛ぶなんて…
…自分が召喚されるような立場になってどうするのよ。
ビルギエッタ先生、本気で怒ってたわよ」
マスター：「ええー、そ、そんなぁ…これで僕は絶対に召喚術師になれないのか…」
ルテジア：「少年、人の話は最後まで聞け。
あんたの落第は確定。だけど、奨学金は、別口からちゃんと出るわよ」
マスター：「え？別口って？」
ルテジア：「王国軍は、ルシード隊が上げた今回の功績に鑑み、ルシード隊隊長…
つまり、少年、あんたのことなんだけど、…あんたを、直ちに少尉に任官
共同行動したアスレイとレッジの二名を、卒業後准尉に任官することを決定したわ。
ルシード自身は、中尉から大尉に昇進ね」
マスター：「少尉に任官されたって、召喚術師としては意味無いじゃないですか」
ルテジア：「最後まで聞けっていってるでしょ。
アスレイとレッジが、なんで卒業後任官で、あんたが即任官か理由がわかってんの？
アスレイとレッジは、普通に単位が足りてるから、このまま学園に通って
卒業出来るけど、あんたはもう一年、学校に通わなきゃいけないでしょ。
少尉に任官後、マグストラタム学園に出向、召喚術を修めることを命ず、ってわけ。
これで、落第で奨学金を打ち切られても、王国軍が学費を出してくれて、給料も出るわ。
本当の召喚術師としての実力が付くまで、学園に通えるわよ」
マスター：「…それじゃ、もう一年、勉強は出来るんですね」
ルテジア：「ま、勉強は出来るわね。でも、本物の召喚術師になれるかどうかは
努力と才能次第よ」
マスター：「結局そうなりますか。なにか、振り出しに戻った気がする…」
ルテジア：「本当に、そう思うの？」
マスター：「違うの？」
ルテジア：「…ま、いっか。あと最後にもう一つ」
マスター：「なに？ルテジアさん」
ルテジア：「あんたらを呼び返すための召喚魔法陣だけど、ホートウィッシュ再建が
忙しくって、中々ビルギエッタも時間がとれないって」
マスター：「へ？」
ルテジア：「だから、もうしばらくそっちでやっかいになってなさい。
召喚魔法陣が出来たら連絡するわよ。
アスレイとレッジには、大丈夫だって伝えておいて。
卒業式までには呼び返してあげられるからって」
マスター：「僕はどうなるんですか僕は」
ルテジア：「あんただけ継子にはしないわよ」
マスター：「良かった…」
ルテジア：「ま、それまでに、自分の問題をちゃんと解決しておく事ね。じゃ」
ぷち、つーつーつー。
自分の問題を解決しておくことね、か…
自分の問題って、なんだろう。
自分の問題って、なんだろう。
まどか：マスター、結局、どういう話になったんですか？
マスター：ああ、まどか。ホートウィッシュが戦争の影響で壊れてしまったから
僕らを呼び返すための転送魔法陣の作成が遅れてるんだって。
それでも、アスレイやレッジの卒業式までには間に合わせるから大丈夫って。
晶：良かったわね。ちゃんと戻れるようで。
アスレイ：おかげさまで。でも、もうしばらくこっちのやっかいになるようね。
レッジ：みたいだな。ちぇーっ。こんな世界にずっといたら、体がなまっちまう。
卯月：それなら、ボクのサークルに行こうよ。体動かすのって楽しいよ。
レッジ：スポーツクラブにでも入ってるのか？
卯月：もっちろん。バレーやろうよ。
レッジ：踊るのか？
マキ：お約束のぼけですね。
結：ふふ、お約束が一番ですよ。
マスター：…………
まどか：どうしたんですか、マスター。
マスター：いや、ちょっと、ルテジアさんが言おうとしたことがわかった気がしたから。
まどか：ルテジアさん、なんておっしゃってたんですか？
マスター：いや、振り出しに戻った気がするっていったら、本当に？って言うから。
まどか：いうから？
マスター：たとえ、留年になっても、振り出しってわけじゃないなって。
まどか：ですけど、また一年、課題をやり直しですね。
マスター：そうだね、まどか。だけど…それは、同じ事の繰り返しじゃないよ。
マスター：ああ、まどか。ホートウィッシュが戦争の影響で壊れてしまったから
僕らを呼び返すための転送魔法陣の作成が遅れてるんだって。
それでも、アスレイやレッジの卒業式までには間に合わせるから大丈夫って。
晶：良かったわね。ちゃんと戻れるようで。
アスレイ：おかげさまで。でも、もうしばらくこっちのやっかいになるようね。
レッジ：みたいだな。ちぇーっ。こんな世界にずっといたら、体がなまっちまう。
卯月：それなら、ボクのサークルに行こうよ。体動かすのって楽しいよ。
レッジ：スポーツクラブにでも入ってるのか？
卯月：もっちろん。バレーやろうよ。
レッジ：踊るのか？
マキ：お約束のぼけですね。
結：ふふ、お約束が一番ですよ。
マスター：…………
まどか：どうしたんですか、マスター。
マスター：いや、ちょっと、ルテジアさんが言おうとしたことがわかった気がしたから。
まどか：ルテジアさん、なんておっしゃってたんですか？
マスター：いや、振り出しに戻った気がするっていったら、本当に？って言うから。
まどか：いうから？
マスター：たとえ、留年になっても、振り出しってわけじゃないなって。
まどか：ですけど、また一年、課題をやり直しですね。
マスター：そうだね、まどか。だけど…それは、同じ事の繰り返しじゃないよ。
そう、これは同じ事の繰り返しとは違う、新しい一年の始まり。
たぶん、きっと、…いや、絶対に。
たぶん、きっと、…いや、絶対に。
晶：マスター、気障な台詞は似合わないからやめたら。
卯月：そうだよマスター、自然体自然体。
マキ：こんどは、はじめから私たちが一緒ですからね。
結：普通の召喚獣も、召喚できるようになりますよ、マスターなら。
まどか：マスター、助けは、まだ、必要なんでしょう？
レッジ：卒業は俺の方が先になったけど、階級は、結局先輩の方が上なんだよな。
アスレイ：…そうね。落ちこぼれのあんたが、あたしより上の階級に任官されるなんて。
マスター：それじゃ、アスレイは軍には入らないの？
アスレイ：軍に入る必要はない、っていうべきね。だけど、軍であんたのこと、待ってるわよ。
マスター：どういうこと？
アスレイ：あんたが卒業して、軍に配属されるまでには、階級で追い抜いて見せるわ。待ってなさい。
マスター：卒業してもライバル視するのかよ。
アスレイ：当然でしょ。…あんたは、私が在学中に負かせなかった、ただ１人なんですからね。
晶：しつこい女は嫌われるわよ。
レッジ：しつこくなければ無視されるけどな。
マスター：つきまとったらストーカーだっての。
卯月：あれ？まどか、どうしたの。
まどか：家が賑やかだと、なんだか、いいですね。
卯月：そうかも。
マキ：こんどは、はじめから私たちが一緒ですからね。
結：普通の召喚獣も、召喚できるようになりますよ、マスターなら。
まどか：マスター、助けは、まだ、必要なんでしょう？
レッジ：卒業は俺の方が先になったけど、階級は、結局先輩の方が上なんだよな。
アスレイ：…そうね。落ちこぼれのあんたが、あたしより上の階級に任官されるなんて。
マスター：それじゃ、アスレイは軍には入らないの？
アスレイ：軍に入る必要はない、っていうべきね。だけど、軍であんたのこと、待ってるわよ。
マスター：どういうこと？
アスレイ：あんたが卒業して、軍に配属されるまでには、階級で追い抜いて見せるわ。待ってなさい。
マスター：卒業してもライバル視するのかよ。
アスレイ：当然でしょ。…あんたは、私が在学中に負かせなかった、ただ１人なんですからね。
晶：しつこい女は嫌われるわよ。
レッジ：しつこくなければ無視されるけどな。
マスター：つきまとったらストーカーだっての。
卯月：あれ？まどか、どうしたの。
まどか：家が賑やかだと、なんだか、いいですね。
卯月：そうかも。
…いつまで経っても終わりが来ないから、もうこれで区切りにしよう。
何事にもかならず終わりは来る。けど、それはきっと何かの始まり。
何かが終わるからには、きっと何かが始まるんだ。
もちろん、このお話…エターナルガール コーリング…の終わりでも。
何事にもかならず終わりは来る。けど、それはきっと何かの始まり。
何かが終わるからには、きっと何かが始まるんだ。
もちろん、このお話…エターナルガール コーリング…の終わりでも。