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創立とその歴史
私立藍仙高校、創立は結構昔、歴史はそれなりにあるらしく
校長室にはいくらか賞状やトロフィーなどが飾ってありますが生徒は全く気にしてません。
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校風
生徒の自主性を尊重、といえば聞こえはよいのですが、実体は放任主義といったところです。
妙な校則で生徒を締め付けることもしてません。
逆に生徒に気合いを入れて教育を施すこともしていません。
学びたい生徒は自ら学び、遊びたい生徒は遊びまくり、
のんべんだらりと過ごせば無為に３年を過ごしてしまうでしょうが
それが、藍仙高校の校風なのです。
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学校の規模と設備
１学年当たりＡ〜Ｆの６クラス、一クラス４０人基準で
全校生徒はほぼ７００人程度（一クラス４０人ちょうどではないため）の中規模校です。
学校設備は充実してます。
たとえば、バスケットコートが３面取れる大きめの主体育館、
さらに補助体育館を備えていて、補助体育館には武道場と温水プールが用意されています。
さらに校庭はメインのグラウンドとサブグラウンドが用意してあります。
メイングラウンドは一周２００ｍのトラックが用意できる大きさあります。
一方のサブグラウンドには鉄棒などの機具と運動部用の部室があります。
図書室の蔵書は閉架を含めて１万冊程度、標準的と言えるでしょう。
理科の実験室の設備も充実しています。
特に物理教室には様々な実験器具が据え付けられており、
プラネタリウムから粒子加速実験まで生徒の目の前で行えます。
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学校のレベル
偏差値は５０程度、高くも無ければ低くもない、正に平均点そのものです。
部活動もインターハイ出場が目標といった水準で決して高いとは言えません。
しかし、この平均は、正に平均そのものです。
一方には偏差値７０近い人物、インターハイでも上位がねらえる選手も
いるのですが、一方には偏差値３０台の生徒、下手の横好きの水準の選手。
そういった水準の生徒もいるのです。
皆勤賞の生徒あり、出席日数ぎりぎりで卒業すればいいと心得ている生徒あり、
とにかく多種多様な生徒が通っている学校です。
ここで、特筆すべき事は、不良相手の高校の格としては極めて高いらしいのです。
どの高校の不良も喧嘩を売ってくることはないぐらいに
一目置かれていることだけは確かなのですけれども、
あくまで不良の世界の話なのではっきりしたことは分かりません。
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カリキュラム
土日は完全に休みですが、月曜日から金曜日まで６時間しっかり授業があります。
授業が終わるのは３時４０分頃、そこから放課後になります。
部によっては、部活動の一環として合宿が行われることがありますが、
普通は年に一度、一週間程度しか行われていないようです。
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部活動
藍仙高校の部活動は、比較的拘束がゆるやかになっています。
複数の部活動の掛け持ちは原則許可されており、幽霊部員に対するチェックも、
かなり甘くなっています。
つまり、文化系の部活動であれば、学園祭に部員として参加しさえすれば、
部員と見なされ、体育系の部活動であれば、その部活動の
大会に出場するなら部員と見なされるのです。
悪名高き（といってよいでしょう）第二科学部については別記します。
オーギュメント使いは、第二科学部の部員（幽霊が大半ですが）となる代償として、
量産型オーギュメントを受け取っているのです。
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第二科学部
藍仙高校の中でも特異な立場にあるのが、第二科学部です。
第二科学部は、現在では、イデア理論関係の研究を『先生』が行うために存在しています。
先生ことヘルマン・アインハルトが顧問、霰＝アインハルト、ことＰ−７が副部長
部長は現在空席、幽霊部員（量産型オーギュメントの所持者）は多数です。
しかし、多数の意味は、単に先生が部員の数を把握してないだけの話です。
活動内容は、イデア理論に基づく研究一般なのですが、
外から見れば、妙な機械を理科室に据え付けて怪しげなことばかりやっている、
いうなれば、藍仙高校のウィザーズアカデミーといった存在です。
とはいえ、イデア理論に基づく兵器生産においては世界一の実力を持っています。
オーギュメントの量産技術に至っては、ここにしかないのです。
そのため、各国の秘密諜報機関や悪の秘密結社から、その技術を狙われています。
しかし、藍仙高校の背後には、世界的大企業グループ、DICEがついているため、
全ての行動は可能な限り隠密に行われています。
もっとも、目立つ行動をとろうものなら、Ｐ−８以下の
「完成されたディゾナント」によって返り討ちに遭うのが落ちでしょうが。
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量産型オーギュメントの扱い
本来第二科学部の項で扱うべきなのでしょうが、重要点なので
特別に項を立てて解説しておきましょう。
藍仙高校での量産型オーギュメントは、第二科学部が部活動の一環として
作っているアイテムです。
たいていの場合、Ｐ−７の思いつきを先生とＰ−７の共同作業で形にして、
完成後、有無を言わせずに被験者（犠牲者ともいう）に持たせているのです。
思いつきで配っているため、量産型オーギュメントが一体今までにどれだけ生産され、
誰に渡したのか正確には把握されていません。
もっとも、オーギュメントが発動すればＳＣ空間を把握する事が出来るので、
量産型オーギュメントについてのデータ収集はきちんとなされているようです。
なお、量産型オーギュメントの所持者は、イデア理論に基づく兵器を狙う連中に、
優先的に狙われることになるでしょう。
先生にとって、量産型オーギュメントは防具の一種であり、
Ｐ−７にとってはビニール製の刀同様のおもちゃなのですが、
それでも、一般のイデア理論研究者にとっては高度な技術が詰まった情報の宝庫なのです。
